控えさせていただきます
これって、どういうことなんだろうね。「客用のトイレを従業員が使っていいのか」とか、「お宅の従業員はトイレで会っても挨拶しない」とか、苦情が出たんだろうか。それとも、そういう苦情が出ないように先回りして、こんな看板をつくったんだろうか。
いずれにしても、こういうことを文字にして明示することで、なにかが壊れてゆくと感ずる。なにかとは、一言で言えばコモン・センスということだろうか。こういうことは、お互い「言葉」や「文字」以前の文化として、これまでうまく対処してきたんだと思うけれども。
日本社会は同質性が高いと言われるけど、同じ眼の色、同じ肌の色をしていても、実は共通の了解がなくなりつつあり、「日本人」という(とされる)同一性がどんどん崩壊しているのかもしれない。
Comments